東芝石窯ドームER-D3000A(2024年発売)とER-YD3000(2023年発売)の違いをご紹介します。
ER-D3000A(2024年発売)とER-YD3000(2023年発売)の主な違いは6つです。
- 石窯おまかせ焼きにグラタンが追加された
- レンジ自動調理メニューに簡単ボウルパスタ・カレーが新しく追加
- 総レシピ数と自動メニュー数が増えた
- 新型は取扱説明書と料理集が別々になった
- 旧型の取扱説明書に載っているメニューが、新型のCooking Bookでは大幅にカットされている
- トーストの焼き時間が長くなった
どっちが良いのかですが、
- 家電は新製品が良いという方
- グラタンを良く作る方
- 市販のパスタソースでパスタを良く作る方
- メニューはWebより冊子で見る方が良い方
- オーブンでトーストを焼きたい方
- 機能が同じなら少しでも価格を抑えたい、コスパ重視の方
です。
ただ、2024.10.3時点では新旧の価格はそれほど変わらないようです。
ということで、今のところ、おすすめは新型ということになります。
ER-D3000A(2024年発売)とER-YD3000(2023年発売)の違いを本文にてさらに詳しく比較し、お伝えしますね^^
↓↓新型ER-D3000Aの口コミと実際に使った感想の記事はこちらから
石窯ドームER-D3000AとER-YD3000の違いを比較
石窯ドームER-D3000A(2024年発売)とER-YD3000(2023年発売)の違いを、わかりやすく比較表でご紹介しますね。
違う部分の比較表
ER-D3000AとER-YD3000の違いを比較してみたら、主な違いは6つでした。
それがこちらです。
-
- 石窯おまかせ焼きにグラタンが追加された
- レンジ自動調理メニューに簡単ボウルパスタ・カレーが新しく追加
- 総レシピ数と自動メニュー数が増えた
- 新型は取扱説明書と料理集が別々になった
- 旧型の取扱説明書に載っているメニューが、新型のCooking Book
では大幅にカットされている - トーストの焼き時間が長くなった
比較表にするとこんな感じです。
旧型ER-YD3000 | 新型ER-D3000A | |
石窯おまかせ焼 | グラタンは自動メニュー | 石窯おまかせ焼きに グラタンが移動 |
自動メニュー | メニュー番号21~43 | 21~43に加え、 簡単ボウルパスタ・カレーが追加 (市販のソースを利用するレシピ) |
総レシピ数 (自動メニュー数) |
197 (114) |
200 (119) |
トーストの焼き時間 | トースト:約5分30秒 冷凍トースト:約7分30秒 スチームトースト:約7分50秒 |
トースト:約7分20秒 冷凍トースト:約9分20秒 スチームトースト:約9分20秒 |
付属の冊子 | 取扱説明書・料理集 1冊 メニューを豊富に掲載 |
取扱説明書 1冊 別冊料理集「Cooking Book」 1冊 掲載メニューの数が大幅に減った |
それぞれの違いを詳しく見ていきましょう。
石窯おまかせ焼きにグラタンが追加された
画像引用:東芝公式ページ
旧型ER-YD3000では、グラタンは自動メニューの方に入っていました。
新型ER-D3000Aでは石窯おまかせ焼きメニューにグラタンが入っています。
ちなみに、上位モデルのER-YD5000・7000にはすでにグラタンが石窯おまかせ焼きに入っていたので、2024年製では人気のグラタンが3000モデルにも降りてきたということですね♪
石窯おまかせ焼きでさらに、チーズをこんがり香ばしく、本格的な焼き上がりになりそうです^^
自動調理メニューにパスタ・カレーが追加された
画像引用:東芝公式ページ
新型ER-D3000Aの自動調理メニューに、市販のパスタソースで作るミートソースパスタとカルボナーラ、市販のルーで作るカレーが追加されました。
上の画像は5000・7000のものですが、3000も同じく、ボウルに材料を入れて自動調理メニューで電子レンジにかけます。
市販のパスタソースを良く利用する方におすすめの機能ですね^^
総レシピ数・自動メニュー数が変わった
総レシピ数が、旧型197→新型200、
自動メニュー数が、旧型114→新型119に増えました。
上でご紹介した石窯おまかせ焼きのグラタン、自動メニューのパスタ、カレー、この他にも何か増えているようです。
(どのメニューが増えたかは、すみません分かりませんでした^^;)
新型は取扱説明書と料理集が別々になった
旧型ER-YD3000は取扱説明書と料理集が一緒になったものが1冊でした。
新型ER-D3000Aは白黒の取扱説明書と料理集「Cooking Book」が別になりました。
旧型ER-YD3000
新型ER-D3000A
また、旧型の取扱説明書・料理集に載っているメニュー数はかなり多かったのですが、
新型のCooking Bookはかなり少なくなっており、Web料理集を活用するようおすすめされています。
トーストの焼き時間が変わった
なぜか、トーストの焼き時間が、新型は長くなっています。
表にまとめるとこのようになります。
旧型ER-YD3000 | 新型ER-D3000A | |
トースト | 約5分30秒(約4分で裏返し) | 約7分20秒(約5分20秒で裏返し) |
冷凍トースト | 約7分30秒(約5分10秒で裏返し) | 約9分20秒(約6分40秒で裏返し) |
スチームトースト | 約7分50秒(約5分で裏返し) | 約9分20秒(約6分10秒で裏返し) |
各社、どのオーブンレンジもトーストを焼くには時間がかかるようですが、
この石窯ドームも同じく…^^;
やはり、トーストは、トースターで焼くのが良さそうですね!
新型は旧型よりもトーストを焼く時間が長くなっていますが、とくに問題無いでしょう。
ER-D3000AとER-YD3000の共通点は?
新型ER-D3000Aと旧型ER-YD3000の共通している良い所をご紹介します。
旧型の良いところを、新型はそのまま引き継いでおり、主なスペック、機能・特徴は変わっていません。
一つずつ見てみましょう。
まずはオーブン機能から。
石窯おまかせ焼き
食材をならべてスタートを押すだけ!
まさにそれです!
食材を角皿に並べ入れてスタート。それだけで、本格的な焼き上がりになります。
その秘密はこれ!👇
温度センサーが分量に合わせて火加減を自動調整し、食材やコースに合わせて最適に焼き上げます。
仕上がりの強弱の調節も出来ますよ^^
300℃高火力、熱風コンベクション 2段
肉の美味しさが違う!
👆こちらの画像はER-D7000(最高350℃)のもので、ER-D3000は最高温度300度となっています。
ただ、私の感想としては、最上位モデルの350度よりは若干の劣りがあるとは思いますが(そうでないと上位モデルの意味が無いので)、十分お肉が美味しく焼けます。
写真のように鶏肉の皮目の焼き色もとても綺麗につきますよ^^
庫内丸ごと遠赤と石窯ドーム構造のダブル効果で、食材にじっくり、そして焼きムラなく、しっかりと熱を通すことが出来ます。
過熱水蒸気調理
画像引用:東芝公式
過熱水蒸気式は、100℃以上に熱した高温の水蒸気で食材を加熱する機能です。
ハイブリッド調理
ハイブリッド調理とは、オーブンで表面を焼き、加熱水蒸気で加熱し、再びオーブンで焼き色を付ける調理法です。
食材を表面と内側から同時に加熱することで、調理時間を短縮でき、適度な焼き色とふっくらとした仕上がりになりますよ^^
ハイブリット調理も油や塩分をカットすることができます。
画像引用:東芝公式
スチーム調理
加熱水蒸気だけでなく、スチーム調理も得意ですよ^^
画像引用:東芝公式
100℃を超える加熱水蒸気と、100℃以下のスチームで、お料理がどんどん広がります♪
大型アンテナでムラを抑える電子レンジ
電子レンジ機能も充実していますよ^^
従来の機種に比べ電子レンジのアンテナを大型にすることで、広い庫内のあたためムラを抑えます。
大型アンテナを使用することで、マイクロ波の食材への当たりが部分的にならず、広範囲に加熱することができます。
ふっくらパンあたため
画像引用:東芝公式
自動メニューの「ふっくらパン」コースなら、冷凍パンも焼きたてのようにふっくら仕上がりますよ♪
スチームあたため・カラッとあたため
シューマイなどをラップなしでも、ふっくらしっとりあたためます。
(レンジ+スチーム)
加熱水蒸気の機能で、揚げ物のあたためなおしをカラッと仕上げます。
(オーブン+スチーム+グリル)
この他にも、様々な便利機能がありますよ^^
➪東芝公式石窯ドームER-D3000A電子レンジ機能のページはこちら
業界最小奥行39.9cmの薄型コンパクト
石窯ドームの良いところは、なんと言ってもこのコンパクトさです!
本体奥行きは39.9cm、ハンドルを含む奥行きは、44.6cmと、30Lのオーブンレンジとしては業界最小の奥行きです。
容量30Lのオーブンレンジは、庫内が広いためどれもサイズが大きく、奥行きは43㎝~44㎝程度あるのが一般的です。そのため、キッチンの置き場所のスペースが必要です。
我が家のキッチンカウンターの奥行は45㎝と狭いですが、石窯ドームはハンドルまでカウンターに収まっていますよ^^
大容量オーブンレンジだけど、コンパクト!とても助かります!
お手入れ簡単、汚れが付きにくい
オーブンレンジを綺麗に保つための、お手入れ機能がとても充実しているんですよ^^
フラットな丸い天井・四隅も丸い庫内
庫内はフラット、かつ、角が丸い作りで汚れを拭き取りやすくなっています。
角皿はセラミックコートで焦げ付きも汚れも落としやすいですよ♪
スチームでよごれを浮かす
さらに、スチームでよごれを浮かして、落としやすくする手間なしお手入れコースがあります。
取りにくい汚れもこの機能でお掃除が簡単になりますよ。
ER-D3000Aを買う前は、落としにくいこびりつき汚れには、カップに重曹と水を入れ5分程度チンさせ…拭き取る…というお掃除をしていました。
この手間なしお手入コースがあれば、まさにその手間が無くなるので助かります♪
庫内の乾燥コース
さらに、レンジ調理後の庫内の結露、スチーム調理後のべたつきの軽減に、庫内乾燥コースもあるんです。
オーブンレンジを使った後って、庫内が結露しますよね。
この結露、オーブンレンジに悪いだろうな…と思っていたので、私は良く扉を開けたままにして庫内を乾燥させていました。
そのため、庫内乾燥コースがあるのにはびっくりしました!
このように、ER-D3000Aは、オーブンレンジを綺麗に、そして状態良く保つためのお手入れ機能がかなり充実していますよ。
LED庫内灯で料理が見やすい
オーブン料理では調理中に焼き具合が気になりますよね。
ER-D3000Aは庫内の様子が見やすいように、上下2ヵ所にLED灯を搭載しているので、お料理の状態が確認しやすいんです^^
オーブンにより、調理中全く点灯しないもの、ボタンで点灯させるものとあるとお思いますが、ER-D3000Aはオーブン調理中常に点灯しています。
お料理がとても見えやすいですよ♪
新型ER-D3000Aはこんな人におすすめ!
2024年発売の新型ER-D3000Aがおすすめな人は
- 家電は新製品が良いという方
- グラタンを良く作る方
- 市販のパスタソースでパスタを良く作る方
また、新旧の価格が今のところ(2024.10.4現在)それほど変わらないため、旧型へのこだわりが特になければ新型の購入がおすすめです。
旧型ER-YD3000 はこんな人におすすめ!
2023年発売の旧型ER-YD3000がおすすめな人は
- メニューはWebより冊子で見る方が良い方
- オーブンでトーストを焼きたい方
- 機能が同じなら少しでも価格を抑えたい、コスパ重視の方
旧型の取扱説明書・料理集には、たくさんのメニューがのっています。
新型のクッキングブックは、のっているレシピが格段に少なくなりました。
Web料理集の活用がすすめられていますが、紙で落ち着いて見たい場合もありますよね。(私はそうです^^)
また、トーストの焼き時間は旧型の方が2分近く早いので、トーストを焼く予定なら旧型の方がおすすめです。(といってもトースターよりは長くかかります)
石窯ドームER-D3000AとER-YD3000の違いを比較 まとめ
ER-D3000A(2024年発売)とER-YD3000(2023年発売)の違いを比較しました。
新旧主な違いは6つで、
- 石窯おまかせ焼きにグラタンが追加された
- レンジ自動調理メニューに簡単ボウルパスタ・カレーが新しく追加
- 総レシピ数と自動メニュー数が増えた
- 取扱説明書と料理集が別々になった
- 旧型の取扱説明書に掲載のメニューが、新型のCooking Bookでは大幅にカットされている
- トーストの焼き時間が長くなった
というもので、基本的な機能・特徴、使い方は同じです。
価格も今のところ新旧あまり変わらないようなので(2024.10.5現在)、買うなら新型がおすすめです。
冊子でメニューを良く見たい方、トーストをオーブンで焼きたい方は、旧型 ER-YD3000(2023年発売)がおすすめです。
最後までお読み下さりありがとうございました^^